保育園の発表会で使えるかわいい衣装!身近な素材で手軽に作ろう

保育園・幼稚園のお遊戯会や生活発表会は、子ども達が歌や楽器、ダンスなどを保護者の前で披露する大切なイベントです。曲目や振付はもちろんですが、子ども達が身に付ける衣装もお遊戯における重要な要素の一つと言えます。
この記事では、お遊戯会や生活発表会で使えるかわいい衣装をどのように用意したら良いか解説しています。活用しやすい便利な素材についてもご紹介しているので、衣装作りの前にチェックしておきましょう。
保育園の発表会の衣装はどう決める?
保育園・幼稚園のお遊戯会や生活発表会の衣装を決める際は、かけられる予算と時間、求めるクオリティを考慮しなければなりません。費用は抑えられるものの時間と手間がかかる手作りと、クオリティが高く手軽な市販・レンタルのどちらにするのか、それぞれのメリットとデメリットを知った上で決めることが大切です。
身近な素材で手作りする
身近な素材を使って保育士や保護者が手作りする場合、お遊戯のイメージにマッチしたデザインにできるというメリットがあります。子どもに体格差があっても、それぞれの体型に合わせて衣装のサイズを調整することも可能です。加えて、家庭にあるものや100円ショップなどにある材料を活用することで、衣装にかかる費用を抑えられます。
衣装を手作りするデメリットは、時間と手間がかかってしまうことです。本番に間に合うように、作業工程やスケジュールなどを確認した上で余裕を持って進める必要があります。
衣装を購入またはレンタルする
衣装を購入、またはレンタルするメリットは、時間や手間を省ける点と衣装のクオリティが高い点です。手作りの衣装は耐久性が低いのでその年限りのものになりがちですが、市販の衣装は縫製がしっかりしています。洗濯などのお手入れをして保管しておけば、来年以降も繰り返し使用可能です。
一方、手作りに比べるとどうしても費用が高くなるというデメリットがあります。特に、衣装の数が多いと費用が嵩みがちです。予算やスケジュールを鑑みた上で、購入やレンタルを行いましょう。
教材カタログでは、保育・幼稚園の発表会に活用できる様々な衣装を取り扱っています。詳しくはこちらをご確認ください。
たくさんの衣装を手作りする際に使える素材
たくさんの衣装を手早く見栄え良く作るポイントは、加工が簡単で扱いやすい素材を選ぶことです。以下に、衣装を手作りする際に使える素材をピックアップしてご紹介します。
入手や加工が簡単!色付きビニール袋

色付きのビニール袋は、入手のしやすさと加工の手軽さが魅力的な素材です。100円ショップやホームセンターなどで簡単に購入することができるので、衣装をたくさん作らなければならない場合でも素材に困りません。
カラーバリエーションが豊富なので、お遊戯のテーマに合った色が選べます。ビニールテープを貼り付けて模様にしたり、ゴム紐を通してギャザーを作ったり、アレンジしやすい素材です。加工次第で、パンツやスカート、マントやドレスといった様々な衣装を作ることができます。
強く引っ張ると破れてしまう可能性があるので、激しく動く場合は強度を高める工夫をすることをおすすめします。
ミシンなしでかわいく!レース

網状のチュール生地やチュールに刺繍を施したチュールレースは、スカートやドレスをかわいく仕上げたい時に便利な素材です。生地の透け感や刺繍の華やかさが特徴で、特にお姫様や妖精の衣装にマッチします。
チュール生地はナイロンやポリエステルで作られていることがほとんどで、切りっぱなしでもほつれることはありません。チュールレースの刺繍部分をカットする場合は、刺繍の断面にボンドやほつれ止めを塗っておきます。
切ってもほつれにくいフェルト

切っても端がほつれないフェルトも、衣装作りに活躍する素材です。生地に厚みがあるのでビニール袋などと比較して強度があり、チープな印象になりにくいというメリットがあります。カラーバリエーションも豊富で、上着やパンツ、スカートなど、どんな衣装にも使えます。ただ、生地に伸縮性がないので、大きく体を動かす振り付けを行う場合はデザインに工夫が必要です。
フェルトのように切っても端がほつれない生地という観点で言えば、フリースや不織布が挙げられます。組み合わせる素材との相性や求める耐久性などを考慮して、適した素材を選びましょう。
まとめ
保育園・幼稚園のお遊戯会や生活発表会で使う衣装を用意する方法と、衣装を手作りする際に活用しやすい素材についてご紹介しました。
お遊戯会や生活発表会は、子どもたちはもちろん、保育士や保護者にとっても思い出になる重要なイベントです。無理をする必要はありませんが、せっかく子どもたちが練習してきたお遊戯を輝かせるためにも、スケジュールや予算の範囲内で素敵な衣装を用意できるように計画してみてください。