保育園や幼稚園の行事におすすめの景品アイデアと選び方!
行事やイベントを盛り上げるために欠かせないのが「景品」です。子どもたちにとっては楽しみの一つであり、園全体の雰囲気づくりにも大きく貢献します。ただし、年齢に応じた安全性や実用性を考慮することが大切です。
本記事では、保育園や幼稚園で景品が必要になるシーンや選び方のポイント、具体的なアイデアをご紹介します。
保育園や幼稚園で景品が必要なシーン
保育園や幼稚園では、1年を通してさまざまなイベントがあります。イベントや行事を開催する時に景品を用意することで子どもたちの思い出に残りやすくなります。
景品が必要なシーンは以下の通りです。
- 運動会
- 秋祭りや夏祭り
- クリスマス会やお遊戯会
- 卒園式や進級祝い
- 誕生日会
保育園や幼稚園で必要な景品を選ぶポイント
景品を選ぶ時は、子どもの年齢や持ち帰りやすさ・持ち帰った後の使いやすさを意識する必要があります。
年齢にあわせて選ぶ
景品を選ぶ際に大切なのは、子どもの年齢に合わせることです。保育園や幼稚園には乳児から幼児まで幅広い年齢の子どもが在籍しているため、発達段階に応じたアイテム選びが求められます。
例えば乳児であれば「見る・触れる」だけで楽しめるおもちゃや、保護者があやすときに使えるアイテムが喜ばれます。一方で幼児になると、自分で遊んだり持ち帰って使えたりするものの方がよいでしょう。お絵かきグッズや簡単なパズルなど、手を動かして遊べるものが人気です。
どの年代でも、小さなパーツが含まれていないアイテムを選びましょう。
持ち帰りやすいもの
持ち帰りやすさも景品選びの大切な視点です。
コンパクトで軽量なものなら保護者が無理なく持ち運べますし、大きめのアイテムを準備する場合は専用の袋を一緒に用意しておくと親切です。さらに、音が出るものや光るものは家庭での好みが分かれやすく、場合によっては使用を控えるケースもあるため、選定の際には注意が必要です。
おすすめの景品アイデア
保育園や幼稚園で配布する景品のアイデアをアイテムの使い方ごとにご紹介します。
遊べるアイテム
- シャボン玉セット
- おえかき帳、クレヨン
- 縁日風おもちゃ(ヨーヨー、スーパーボールなど)
- パズル
- 折り紙
園内外問わず、遊びで使えるアイテムは人気の景品です。価格帯は50円〜300円程度の商品が多いので、大人数に配布する場面でもおすすめです。
実用性の高いアイテム
- ハンカチやタオル
- コップや水筒
- マグネット
- 文房具
毎日使うハンカチやタオル、コップや水筒など実用性の高いアイテムも景品として配布されることが多いです。コップや水筒は価格帯が他の商品に比べて少し高めのことが多いので、数を絞って用意するといいでしょう。
食べ物系のアイテム
- 個包装のチョコやクッキー
- ミルクや離乳食の詰め合わせ
- 栽培セット
成分表示でアレルギーの確認を行う必要はありますが、食べ物系のアイテムを景品にし、日々のおやつタイムなどで配ることもできます。ミルクや離乳食の詰め合わせなどは、家庭に持ち帰っても使えるアイテムです。年中~年長さん向けでは野菜や果物を育てる栽培キットを景品にしても面白いでしょう。
記念に残るアイテム
- 記念アルバム
- オリジナルグッズ
- フォトフレーム
価格帯は少し高めですが、行事やイベントで撮影した写真をまとめる台紙やアルバムを用意したり、園で撮影した画像をアルバムにして渡したりすることもおすすめです。記念として残せるアイテムは卒園したあとや子どもが大きくなったあとでも思い出として残りやすいので、人気の景品です。
教材カタログで販売している記念に残る景品アイテムをご紹介します。
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景品を用意する時の注意点
景品を準備する際には、子どもの安全を第一に考えましょう。小さな部品が含まれていないか、角が鋭くないかといった点を事前に確認し、誤飲や怪我の恐れがないかを丁寧にチェックしておく必要があります。特に低年齢の子どもがいる園では、思わぬ事故につながりやすいため、可能であれば実際にサンプルを取り寄せたり一つ購入してみたりして、安全性を確かめるといいでしょう。
食品を景品として配布する場合には、アレルギーへの配慮が非常に重要です。子どもごとに体質が異なるため、配る前に成分表示を確認したり、場合によっては複数の種類を用意したりして選べるようにする工夫も有効です。また、保護者に対して事前に「配布予定の食品」について伝えておきましょう。
さらに、数の不足がないようにすることも大切な注意点です。行事は予想外の参加者が増えることもあり、人数分ぎりぎりで用意してしまうと配布時に不公平感が生じることがあります。そのため、少し多めに準備しておくことが望ましいでしょう。